アンケートの歴史

 アンケートとは誰がいつどのように行われたか調べてみました。私は物心ついたときからアンケートと言う言葉は生活になじんでおり、雑誌のアンケートや学校でのアンケート、街頭でのアンケートなど生活のなかでも普通に浸透しており当たり前でした。

 

ひそかにもっと大昔からアンケートが行われていたかもしれませんが、記録が残っている物ではアメリカ、イギリスなどが浮上しているようです。

 

記録に残っている物ではアメリカで1790年に世界初の人口センサスを実地(国勢調査)が始まりとされています。起原は分かりませんがイギリスでも古くからおこなわれており、国や公共機関などが調査していたと言われています。

 

 日本にも明治時代には国勢調査がありましたが、国勢調査なので国が国民に対して質問、調査している事だと想像できますが、どのような内容かまでは明らかになっていません。(国が管理しているからかも)。記録に記されている所では昭和21年に時事通信が行った世論調査がアンケートの始まりともいわれています。

 

昭和30年代には大手の企業が市場調査アンケートが盛んにおこなわれるようになり、普及していったと言われております。市場調査だけでなく、テレビや雑誌などで好きな食べ物、好きな俳優など利益に直接結びつかない事もアンケートすることで順位をつけ、テレビや雑誌で公表するなどアンケートの多様化が生まれ始めました。

 

誰しも何かしらのアンケートに参加していると思います。それがたとえ利益にならないまでもお願いされて嫌がる人も少ないと思います。ちょっとした社会貢献ですかね。

 

アンケート採取方法も進化し、街頭でのアンケートから雑誌紙面のはがきアンケート、電話調査、やがてwebアンケートとして進化してきました。昔は聞き取りしながらのアンケート方式ではい、いいえなどが少なく、記述式がほとんどであったと言われています。アンケートをする側もされる側も時間がかかる大変な作業が想像できますが、貴重な調査だったに違いありません。今でこそチェック式が多くなりポチポチ選択する方式で統計はパソコンで行い、簡素化されているでずいぶんと楽になった事だと思います。

 

現在でも色々な形でのアンケート方法が行われておりリサーチ、マーケティングには欠かす事が出来ないですね。

ちなみに現在も活動しているアンケートサイトの中でも歴史のあるアンケートサイトはキューモニターを運営している 株式会社インテージです。設立は1960年と歴史は長いです。

 

遅かれ早かれアンケートの重要性、必要性は昔から認知されており、アンケート方法なども進化しながら今後もあり続ける事でしょう。アンケートサイトも多く存在していることからよりコツコツと稼げるアンケートも無くなる事はありません。

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